もし、あなたがこれから新しくビジネスを始める場合、絶対にやってはいけないことがあります。
まず、会社の理念を考えるとかきれいごとを言って、お金を稼ぐのは絶対にやめておいたほうがいいです。
「世の中を良くするためにビジネスをしたいんですとか、世の中を良くするため多くの人を助けるために副業をするんです、giveしたいんです」
とか最近よく twitter などでgiveの精神のような「とにかく与えるんです」みたいなことを言う人がいます。
もちろんその言葉やgiveしようとか仲良くしようということを否定しているわけではありません。
しかし、ビジネスにおいては順番があるんです。
それを間違ってしまうとうまく行きませんし、逆に成功している人はある順番に従っているのです。
最後まで読んでいただければ特にこれからビジネスや副業を始める、お金を稼ぐという人がまずすべき捉え方が明確になります。
今からビジネスを始める人がきれいごとを言ってお金を稼げない理由
ここはきれいごと抜きでお伝えしますがビジネスで雲一つ突き抜けてお金が余ってきた天上人、やりたいことをやってきた天上人、京セラの稲森会長とかそういった人が言える言葉です。
これからビジネスを頑張ってやろうという人、自分の欲望をまだ達成していないような人が社会貢献のために頑張れるかというと頑張れないんですよ。
あなたは今ものすごくお腹が減っているとします。
1週間何も食べていないあなたの横にも1週間何も食べてない子供がいて、目の前にパンがあったらあなたは食べずにそのパンをその子にあげられますか、という話なんです。
それではエネルギーが弱すぎる
僕はこのパンをあげられる人っていないと思っていて、このパンをあげられる人はどういう人かというと自分はもうお腹いっぱいで思う存分食べてパンがある場合です。
この状態ではないにもかかわらずパンをあげようとするのはきれいごとになってしまいます。
きれいごとを言ってる人ほど怪しい、うさん臭さが出てしまうんです。
僕も怪しい、うさん臭いと言われますがそれは置いておいて、何かと言うと見透かされるんですよ。
自分が潤ってないにもかかわらず僕は世の中を良くしたいんだと商品を売ったとしても「それお前が金儲けしたいだけだろ」ってなるんです。
これが見えてしまいます。
さらにもう一つ言うと自分自身もモチベーションが湧かないです。
人間は本能に従ったパワーが一番強い
本能というのは食欲性欲睡眠欲という人間が生存するために必要な欲求です。
この欲求はものすごいパワーを発揮します。
変な話ですが大昔は食べるために人を殺すことが起こっていたわけです。
今は現実的に社会が整っているのでそういうことは起こりませんが。。
要は自分の欲求を満たすために他者を殺すことが正当化されるような時代があったわけです。
ということは人間はこの欲求に従ったパワーはものすごく強いです。
ですので僕は欲求を口に出せと常に言っているんですね。
それを教え子には言っています。
例えば僕は大学生の時に女にモテなかった、大学卒業して社会に出てもお金がなかったので可愛い子と全然デートできなかったしモテなかったというすごいコンプレックスがあります。
そのコンプレックスをバネにお金を稼いで綺麗な女の子達と遊びたいんだという思いがすごく強かったわけです。
いい暮らしをしたい、人からいいなと思われたい、いい女性と遊びたいという本当に低レベルの欲望です。
本能に近い欲望ですがそれをバネにしてお金を稼ぎましたね。
人間の能力ってすごいんですよ。
周りの中小企業の社長で頑張ってる人達は例外なくこのコンプレックスをバネにお金を稼いでいます。
コンプレックスを持っていない中小企業の社長さんを見たことがないです。
何が大事かというとこれからビジネスを始める人はそういうコンプレックスや自分の欲望を隠さなくていいです。
逆にこれを隠して変にきれいごとを言ってしまうとそのパワーが落ちますし見透かされて結局つじつまが合わなくなるんですよ。
だから僕はまず初めは自分の欲望を満たすために頑張れと言います。
まずは自分の欲望を満たすために稼ぐ
人間は正直に言うと月に300万円くらい自由に使えるお金があると自分の欲望は満たされるんですね。
自分の欲望が満たされて初めて人間は優しくなれます。
自分の周りの近い人、親族、親、奥さんですね。
月300万円くらい使えるお金が出てくると今度は親に恩返しをしたくなるんです。
親も潤ってくると自分に近い従業員とか友達とか回りを満たすことによって大きくなっていきます。
このように人間には順番があります。
とにかくまずは自分の欲望をしっかり満たしましょう。
そうすることでどんどん施しの輪が増えていきます。
ですのでこれから頑張ろうとしている人はまず綺麗事を言うのではなくて、自分の欲望に素直に従って自分自身を潤すことから頑張ってみてはいかがでしょうか。