あなたは情弱から搾取するということを悪い事と思っていませんか?
よくTwitterを見ていると「また情弱から搾取しやがって、情弱ビジネス」みたいな感じで「情弱」ということをすごく悪い言葉の例え、比喩として使われているのをたくさん見ます。
ただ「搾取」という言葉が非常に悪いのであって情弱の方からお金をいただくということは実はすごく正しいことであり、むしろ世の中のすべてのビジネスは基本的に情弱の方からお金をいただくことで成り立っているんです。
TwitterとかFacebookで情弱と言われる方から金をいただくことに対してそれが悪いことと捉えられているがゆえに、自分でブレーキをかけてお金儲けができていないという人をたくさん見ます。
なぜ、その考え方がダメなのか、その理由についてお伝えしたいと思います。
なぜ情弱の方からお金をいただくことが正しいことなのか
今ほどインターネットが発達していない昔だったら例えば大阪は海に面していますよね。
そこでさんまが一匹100円で売っているとします。
かたや岐阜県だったら周りが山に囲まれているので簡単にさんまを取ることができません。
なので、1,000円で売られています。
これは普通にあることですね。
大阪で100円で売られて岐阜で1,000円で売られているのはなぜかというとこの情報を知らないからです。
岐阜の人は大阪で100円で売っているという情報を持っていないから1,000円で買っていますよね。
では僕は何をするかというと大阪で100円で売られているさんまを買ってこのサンマがをほしいという岐阜県の人まで配達してもらう人に400円払います。
そして岐阜で1,000円で売ります。
では僕は何をしたかというと何もしなくても100円でさんまを買って配達してくれる人に400円払って岐阜で1,000円で売って500円儲けています。
これが情弱から搾取して悪いことなのかって話なんですよ。
これがビジネスなんです。
すべてのビジネスが情報格差
岐阜県の人が大阪で実は100円で売られているという情報を知らないからこそこれが成り立つということです。
世の中のすべてのサービスはこの情報格差から起因する、ここから出発するものが全てと言っても過言でないんですね。
もっとわかりやすく現代ではどういうことが起こるかというと、例えば僕が誰かにお金を貸したとします。
お金が返ってこないので法律的になんとかしたいけど分からないので弁護士さんのところに行って相談します。
そこで30分で1万円です。
僕はそこでお金を返してくれない人にどうしたらいいか弁護士からレクチャーを受けるわけです。
30分で1万円ですよ。
これこそまさに情弱の人からお金を取っているビジネスじゃないですか。
弁護士の人はこれを情弱から搾取してるかって話なんです。
違いますよね。
すべてのビジネスは基本的にこのように情報を持っている人に対して情報を持っていない人がお金を払うという構造で成り立っています。
安く仕入れて高く売っているということは、安く仕入れる情報を持っているということなんです。
安く仕入れる情報を持ってるから他の人たちよりも安く仕入れて高く売ることができるわけです。
これで利益を出すものをビジネスと言います。
ですので、情弱の方からお金をいただくことをむしろいいことをしているんだというものの考え方にならない限り、実はお金儲けができないです。
ポジショントークに惑わされない
誤解してほしくないことがありましてビジネスをやっている人がTwitterとかで情弱から搾取してると言っているのは実は情弱の人からお金をいただくことは正しいことだと全員分かっています。
分かっていてポジショントークとして使っています。
これが現状です。
例えば、TwitterとかでAさんが「情弱から高いお金を取っていてひどい、自分は全然そんなことなくて安心の価格だからこっちの方がいいよ」というふうにライバルをつくって情弱から搾取しているふうにライバルを祭り立てます。
自分も同じ事をしているんだけれど、そこに対して自分は違うんだというような見せ方をしています。
これをポジショントークと言います。
ですので本当に真に受けてはダメです。
基本的には情弱の方からお金をいただくということは非常に良いことです。
これがビジネスです。
搾取はダメです。
情弱から搾取するのではなく情報格差を利用すること
ここを間違えないこと、思い違いしないことです。
情報を持ってない方からその情報の格差を利用してお金をいただくことがビジネスだという考え方。
これは正しいことをやっているんだというふうに思う必要があるということです。
ですので、ここは惑わされないようにしてみてください。