今回は普段から質問が多い「ビジネスの情報収集はどこで行えばいいのか?」についてお伝えしたいと思います。
ビジネスのヒントになるような情報や、利益に繋がるような情報は常日頃からアンテナを張って集め続けなければなりません。
ビジネスチャンスというものは至る所に潜んでいるんです。
このようなビジネスに役立つヒントを逃さないように、ビジネスチャンスを見つけ出す技術を身に着けていきましょう。
有益な情報はどこにあるのか
ビジネスの情報収集はどこで行えばいいのでしょうか。
あなたなりに考えてみましょう。インターネット、テレビ、雑誌、人に会うなどいろいろと思いつくかと思います。
では答えを発表しましょう。
正解は「あなたの周りの環境のすべてが情報収集の場になっている」ということです。
「どこで情報収集をするか」ということよりも、大事なのは「どのような視点で情報を捉えるか」ということです。
実は多くの人が間違った情報の見方をしています。
この情報の見方さえ身に着けることができれば、どこから情報を集めてきても、有益な情報になりますし、逆にこの情報の見方が身に付いていなければ、どのような情報を集めても全く意味がないということです。
仕掛ける側の視点
メディアには仕掛ける側の視点と仕掛けられる側の視点が存在します。
仕掛けられる側の視点とは消費者目線です。
つまり、普段のあなたは仕掛けられる側の目線ということです。
では、仕掛ける側の視点とは一体どういうものなのか見ていきましょう。
テレビを仕掛ける側の視点で読み解く
テレビを例にしてみましょう。
大事なのは「仕掛ける側の視点に立って物事を捉える」ということです。
普通にバラエティを笑いながら観ているようではなんの情報も得られません。
見ていただきたいのはどこがスポンサーになっているかということです。
番組というものはスポンサーが自社の商品を売りたい、認知度を上げたい、好感度を上げたいといった理由でお金を出しています。
番組の合間に自社商品のCMを流したり、ドラマの中でさりげなく使われていたり、女優さんが身に着けていたりするわけです。
スポンサーというのはテレビのCMに何千万というお金をかけて綿密にマーケティングを組んでいます。
仕掛ける側の視点を身に付けたいのであれば、ドラマを観てエンディングで演者さんが踊っている何とかダンスを踊って楽しんでいる場合ではないんです。
スポンサーがどのように自社商品を売り出しているのかを見つけ出しましょう。
雑誌を仕掛ける側の視点で読み解く
次に雑誌を例にしてみましょう。
雑誌を読むときでも普通に漫画読んで面白いなーと思っていてはダメです。
雑誌の中に何の広告があるのかをチェックしてください。
ほとんどが男性の機能改善や発毛などの広告かと思います。
半年程経ってもほとんど変わり映えはしないです。
土屋はそこで出版社に資料請求をして、広告出すためにはどのくらいの料金がかかるかなどを問い合わせてみるわけです。
なんと1ページに300万程の料金がかかるんですね。
ちなみに広告に載っている商品は5000円程の商品です。
5000円程度の商品を300万円の料金で、半年間も広告を出し続けられるわけだから、この業界は儲かっているんだなとわかったわけです。
ネット広告を仕掛ける側の視点で読み解く
では次にインターネットではどの企業が広告を出しているのか見てみましょう。
インターネットでの広告は1ヵ月に数百万とか1000万は普通にかかります。
クリックして売っている商品をみてみたりすると、商品の値段は3000円程度。
なんで数百万もかかるのに広告を出し続けられるのか。
そんなに3000円の商品がなんでそんなに売れているのか、とためしに買ってみるわけです。
すると商品が届いた1週間後に電話がかかってきました。
「ご購入していただいた土屋さんに特別なオファーがあります。本来であれば1万円の商品が今回限定で5000円で販売いたします。さらに3000円相当の商品。さらにこれもお付けいたします!」
と言われたら思わず買ってしまうわけですよね。
気付いたら家にわんさか商品が届いています。
こうやって利益を出しているというわけですね。
仕掛ける側の視点を忘れない
少しだけ仕掛ける側の視点を紹介しましたが、上の例は本当にごく一部です。
すべての情報に対して常に仕掛ける側の視点を持ってください。
仕掛けられているだけではいつまでたっても稼げません。
例えばメルマガ広告を鬱陶しいと思っている人はまず稼げません。
広告というのは企業が何百万という資金を投入して社運をかけて作り上げている最高の教材なのです。
広告文を一文字一句読んで、良いフレーズなどがあったらぜひストックしてください。
あなたが仕掛ける側になる時に必ず役に立ちます。
広告というものは無料で手に入る最高の教材です。
なぜこの商品を欲しくなったのか、なぜ怪しいと思ってしまったのか、そういった感情の動きにも多くのヒントがあります。邪魔だなーで終わらないようにしましょう。
まとめ
収入を分ける最大の違いは、生活しているすべての情報を教材にできるか、すべての情報を自分の力に変えることができるのかにかかっています。
この仕掛ける側の視点を身に付けることができれば、テレビ、新聞、雑誌、広告、目に映るすべてのものが宝に見えてきます。
逆に仕掛ける側の視点を持っていないと、物事のすべてがごみに見えてしまうでしょう。
そういう人に限ってやり方が分からないから教えてくださいと言ってくるんです。
周りの宝に気付いてないんですよね。
情報の捉え方が悪いんです。
仕掛ける側の視点は、考え方をガラッと変えるだけで誰でもできることです。
ぜひ仕掛ける側の視点を身に付けて、目に映るすべての情報が輝いて見えてくる感覚を体験してみてください。