行動自体が重要ではない根本的な理由

今回はあなたに行動力についてお伝えしようと思います。

成功法則を学んでいると必ずといっていいほど「行動が大切だ!」「行動しよう!」といった言葉に出会います。

それくらい行動することが大切であり、また何回でも本に出てくるほど成功にとっては欠かせない要素なのでしょう。

土屋のブログ記事を読むくらい勉強熱心なあなたも、本や人づてにこのようなことを見聞きしたことがあるかもしれませんね!

「行動することが大切!」そういわれた時には、「そうか、行動することが大事なんだ」と考えるでしょう。

ところで、なぜこれほどまでに行動することが「是(良い行い)」とされるのでしょうか。

今回は行動することの大切さについてより深く、あなたと学んでいきたいと思います!

行動の本質を知ることができれば、人生でもビジネスでも良い方向に向かっていくことができますよ!

行動することがたいせつな理由(一般論)

行動することが成功に必要な一般的な理由として、「考えてばかりでは何にもならないから、実際の行動を通して何らかのフィードバック(結果)を得た方が良い」といったものがあると思います。

もちろん、これは正しい意見です。

頭でうんうん唸(うな)っているよりも、とりあえず動いてみて何かしらの反応を見ないことには始まりませんから。

ちなみに、行動する前に「失敗したらどうしよう・・・」なんて考えなくて大丈夫ですよ!

なぜなら成功と失敗は対の関係ではないからです。

確かに辞書的な意味では成功の対義語は失敗で間違いありませんが、人間社会に流れる原理でいうと、成功の反対は「行動しないこと」です。

つまり失敗しようが行動できた時点で勝ちということなんですよ!

以降の内容ではさらに、これを踏まえた上で、土屋の現時点でのいくつかの考察をお話します。

行動すると、次の行動が早くなる

よくある場面として、「行動する前は不安で仕方なかったけれど、1度思い切って行動してみたら、意外と大したことなかった」というものがあります。

行動する前はあまりにも巨大な壁に見えていたものが、実際に行動してみたら案外すんなりとクリアできたという経験は誰でもするものです。

これって実は偶然ではありません。人間には恐怖を勝手に大きくしてしまう性質があります。

放っておくとどんどんその恐怖は強大なものになっていって「もう何も対処する方法はない・・・」と視野狭窄(きょうさく)に陥ってしまうのです。

まだ何も起きていないのに、恐怖ばかりを大きくしてしまうのです。

見えないものに恐怖を感じる・・・お化けを怖がるのと同じことです。

でもこの時、「成功の反対は行動しないこと」というルールを知っていれば、「とりあえず動いてみるか!」という気持ちになることができスムーズに行動できるはずなんですよね。

多くの人が考えるリスクなんて無いのです。

土屋が読書をして出会った言葉で「死ぬこと以外リスクじゃない」といった言葉がありましたが本当にその通りだと思います。

行動なんて大したことじゃない!

多くの人は、行動することを何か大きな決断でもするかのように考えがちですが、そんなことは全くありません。

行動する習慣が付くと、動かないことがいかに勿体ないかが分かります

行動してみて、仮に望まない結果が生じたとしても、それはいうほど重大なことではありません。

命でも奪われるようなことでなければ、それは重大な問題とはいえないのです。

だからこそ、ある意味では失うものなど何も無いわけですから、次から次へと行動を量産していけるのです。

行動すると、怖くなくなる

これは前項の話の延長ですが、行動を覚えると次の行動が怖くなくなります。

脊髄反射的にどんどん行動するようになります。

「これは良い!」と思ったことをすぐに実行できるようになります。

「これはあかん!」と思ったならすぐに撤退して対策を練ります。

実はこれ、凄いことなんです。

なぜなら大抵の人は、何か自分にとって良い行動を思いついても、「でもする時間が無いかな~」とか「ちょっと面倒そうだな~」とか「時間かかりそうだな~」などといったことを考えて、結局は何もしません。そして、次の日もその次の日も、というより生涯「いつも」と変わらない人生を過ごします。

対して、行動習慣がある人はたとえ上記3つのことが頭をよぎっても、直感で正しいと思えたならとりあえずやってみます。

それでどうしてもきつくなったら、プランを修正するなり行動そのものを取りやめるなりまた別の行動にでるだけです。

せっかくの行動を取りやめるなんて、何か損した気になるかもしれませんがそんなことはありません。

行動してみてダメだったらちゃんと撤退しましょう。

ここで変に意固地になってしまうと本当に損をすることになってしまいます。

「行動してみてダメだった」という事実は、行動したからこそ分かった貴重な1次情報なのです。

たとえこれを失敗と捉えたとしても、行動しなかった人とは天地の差です。

行動できる人は、「でもめんどくさそう・・・」を乗り越えていけるのです。

重要なのは行動ではない

以上、土屋の考察をお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?

結局大切なことは行動すること自体にはありません。

その行動から何を得るかが大事なのです。

これは何でもそうなんですよね。

例えば、読書。「読書が大事ですよ」と説く人や本は多いです。

しかし、これでは説明不足です。

「その読書から何を得るのかが大事」ということまで示さないと、発信者は説明責任を果たしたことにはなりません。

行動のその後を、これからはよく考えていきましょう!

これは、本質を観る力の訓練にもなります。

ぜひ参考にしてみてください!

どんどん行動を量産して成功まで進んでいきましょうね!

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